iPhoneのアラームが鳴らない・音が小さいときの原因と対処法11選
アラームが鳴らなかった朝ほど、焦るものはありません。でも原因のほとんどは設定です。このリストを一度見直しておけば、明日の朝からはもう心配いりません。

アラームはちゃんとセットした。それなのに、気づいたら寝坊していた。あるいは、ほとんど聞こえないくらい小さな音で鳴っていた。そんなとき、自分やiPhoneを責める前に知っておいてほしいことがあります。「iPhoneのアラームが鳴らない」朝の多くは、いくつかの設定が原因です。
ここでは、確認する価値のある対処法を、よくある原因から順に紹介します。
まず確認:マナーモードではアラームは止まらない
夜は念のためにマナーモードやおやすみモードを解除している、という人は少なくありません。実はその必要はありません。Appleによると、おやすみモード、着信/サイレントスイッチ、消音モード(いわゆるマナーモード)は、アラーム音には影響しません。スイッチやアクションボタンで消音モードにしても、おやすみモードを有効にしても、アラームは鳴ります(Apple サポート)。
つまり「マナーモードだったから鳴らなかった」ということは、時計アプリのアラームでは起こりません。原因は別のところにあります。
iPhoneのアラームの音が小さいとき
1. 「サウンドと触覚」でアラームの音量を上げる
音楽や動画を聴くときの音量と、アラームの音量は同じとは限りません。「設定」>「サウンドと触覚」を開いて、アラームの音量を確認しましょう。
- 新しいiOSでは「アラームとタイマー」の項目があります。「着信音の音量に合わせる」をオフにすると、スライダでアラームだけの音量を決められます。オンにすると、アラームは着信音と同じ音量で鳴ります(Apple)。
- それ以前のiOSでは、アラームは「着信音と通知音」のスライダの音量で鳴ります。「ボタンで変更」をオンにすると、本体の音量ボタンでもアラームの音量が変わります(Apple サポート)。
iOSのバージョンによって項目の名前が違うため、アップデートのあとで「アラームの音が小さくなった」と感じたら、まずここを見直してください。スライダを動かすと音が鳴るので、どのくらいの大きさになるかをその場で確かめられます。
2. 画面注視認識機能を確認する
Face ID搭載のiPhoneでは、画面注視認識機能がオンになっていると、視線が感知されたときに通知音が小さくなります(Apple サポート)。アラームが鳴っている最中に画面を見たとたん音が小さくなる気がするなら、「設定」>「Face IDとパスコード」で「画面注視認識機能」をオフにしてみましょう。
3. 睡眠スケジュールの目覚ましアラームは音量が別
ヘルスケアアプリの睡眠スケジュールで設定する目覚ましアラームは、時計アプリで作る普通のアラームとは別のものです(Apple)。時計アプリの「アラーム」で目覚ましアラームの「変更」をタップし、「アラームオプション」までスクロールすると、「サウンドと触覚」や「アラームの音量」を個別に調整できます(Apple)。
4. 聞こえやすいサウンドを選ぶ
最初から入っている音の中には、もともと穏やかなものもあります。時計アプリの「アラーム」で「編集」をタップし、アラームを選んで「サウンド」からいくつか試してみましょう。短く高い音や、だんだん大きくなる音のほうが、やさしいメロディーよりも耳に届きやすい傾向があります。ときどき音を変えると、脳がその音に慣れて聞き流すのも防げます。
iPhoneのアラームがバイブだけになるとき
5. サウンドが「なし」になっていないか確認する
振動はするのに音が鳴らない場合は、アラームのサウンドが「なし」に設定されている可能性が高いです。時計アプリを開いて「アラーム」タブをタップし、「編集」をタップします。アラームをタップして「サウンド」から音を選んでください(Apple サポート)。
6. スタンバイ中は振動しない
充電中のiPhoneを横向きに置いてスタンバイを使っているときは、アラームの触覚(振動)が無効になります(Apple サポート)。音で起きるなら問題ありませんが、振動を頼りにしている場合は、夜のあいだスタンバイを使わないほうが安心です。
iPhoneのアラームが鳴らない・たまに鳴らないとき
7. アラームそのものを確認する
当たり前のようですが、誰でも一度は経験するポイントです。
- 時計アプリでアラームのスイッチがオン(緑)になっているか
- 24時間表示をオフにしている場合、午前と午後を取り違えていないか
- 繰り返す設定なら、曜日が正しく選ばれているか。繰り返しなしのアラームは、翌日は鳴りません
- 間違えて削除したり、昨日鳴ったときにオフにしたままになっていないか
「たまに鳴らない時がある」という場合は、繰り返しの曜日の設定漏れや、前日にオフにしたままのアラームが原因になっていることがよくあります。
8. Bluetoothイヤホンなど、音の出どころを確認する
ヘッドフォンをつないでいる場合、アラームはiPhoneの内蔵スピーカーと、有線または無線でつないだヘッドフォンの両方から、設定した音量で鳴ります(Apple サポート)。ただ、ヘッドフォン以外のオーディオ機器では事情が違うこともあります。Bluetoothスピーカーや車などにつないだまま寝ることがあるなら、その状態で一度アラームを試しておきましょう。
9. iPhoneの時刻を手動で変えない
Appleは、ゲームのタイマーなどアプリの動作を変える目的で、iPhoneの時刻を「設定」で手動で調節することはおすすめしないとしており、アラームにも影響する場合があると説明しています(Apple サポート)。「設定」>「一般」>「日付と時刻」で「自動設定」をオンにしておきましょう(Apple サポート)。
10. 再起動とアップデートを試す(バグが疑われるとき)
これまで普通に鳴っていたアラームが急に鳴らなくなったら、iPhoneを再起動し、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で新しいiOSが出ていないか確認しましょう(Apple サポート)。そのあと、2分後にテスト用のアラームをセットして、きちんと鳴るか確かめます。設定を全部見直しても直らないときは、Apple サポートに相談してください。
11. 目覚ましアプリを使っているなら、許可を確認する
目覚ましアプリは、ユーザーが許可した範囲で動きます。「設定」>「通知」でそのアプリの通知が許可されているか確認し、起床ミッションに必要なカメラやモーションへのアクセスも許可しておきましょう。寝る前に一度アプリを開いて準備ができているか確認し、最初の夜はテスト用のアラームを鳴らしてみると安心です。
アラームは鳴っているのに起きられないとき
実はアラームはちゃんと鳴っていて、本人が覚えていないだけ、ということもあります。睡眠不足のときや眠りが深い人は、ほとんど目覚めないまま止めたり、スヌーズしたりしてしまうことがあるからです。その理由は朝起きれない・目覚ましが聞こえない原因と対策で詳しく解説しています。
これは音量を上げても解決しません。遅刻を防ぐのに役立つのは、寝ぼけたままワンタップでは止められないアラームです。
- スマホを部屋の反対側に置いて、止めるには起き上がるしかない状態にする
- 起床ミッションを使う。計算問題を解く、別の部屋のQRコードを読み取るなどをクリアするまで鳴り続けるので、止めたときにはしっかり目が覚めています
- 音以外の感覚も使う。暗い部屋では、振動やフラッシュライトのアラームも助けになります
- スヌーズの回数を決めるか、スヌーズをオフにする
Tikoは、これをひとつのアプリにまとめた目覚ましです。寝たままではクリアできない起床ミッション、300種類以上のアラーム音、13種類の振動パターン、フラッシュライトアラーム、スヌーズ制限がそろっています。眠りが深い人向けの使い方は起きれない人のための目覚ましにまとめました。ホームページでミッションを試すこともできます。
寝る前60秒チェックリスト
- アラームがオン、時刻と午前・午後も確認済み
- 「設定」>「サウンドと触覚」でアラームの音量を試した
- サウンドは「なし」ではなく、音を選んである
- スマホは充電中で、手の届かない場所にある
- 大事な朝は、予備のアラームもセットした
よくある質問
iPhoneのアラームが鳴らないのはなぜですか?
よくある原因は、アラームの音量が小さい、サウンドが「なし」になっている(そのためバイブだけになる)、アラームがオフになっている、午前と午後を取り違えている、繰り返しの曜日が違う、などです。マナーモード(消音モード)やおやすみモードでは、時計アプリのアラームは止まりません。
iPhoneはマナーモードでもアラームが鳴りますか?
鳴ります。Appleによると、着信/サイレントスイッチ、消音モード、おやすみモードはアラーム音に影響しません。アクションボタンで消音モードにしている場合も同じです。
iPhoneのアラームの音が小さいのはなぜですか?
「設定」>「サウンドと触覚」のアラームの音量が低くなっている可能性があります。新しいiOSでは「アラームとタイマー」で個別に設定でき、それ以前のiOSでは「着信音と通知音」の音量で鳴ります。Face ID搭載モデルでは、画面注視認識機能が画面を見たときに通知音を小さくするので、「設定」>「Face IDとパスコード」でオフにすると改善することがあります。
アップデート後にアラームの音が小さくなった気がします。
iOSのバージョンによって、アラームの音量を決める項目が異なります。新しいiOSでは「サウンドと触覚」の「アラームとタイマー」にある「着信音の音量に合わせる」のオン・オフと音量スライダを確認してください。それでも直らなければ、再起動してからテスト用のアラームで試しましょう。
iPhoneのアラームがバイブだけになるのはなぜですか?
アラームのサウンドが「なし」に設定されている可能性が高いです。時計アプリで「アラーム」タブを開き、「編集」をタップしてアラームを選び、「サウンド」で音を選んでください。また、スタンバイ中は反対に振動が無効になります。
iPhoneのアラームがたまに鳴らない時があるのはなぜですか?
毎日ではなく、ときどき鳴らない場合は、繰り返しの曜日の設定漏れ、前日に鳴ったときにオフにしたまま、Bluetooth機器への接続、時刻の手動変更などが考えられます。設定を見直しても続くなら、再起動とiOSのアップデートを試し、それでも直らなければApple サポートに相談しましょう。
参考情報
- Apple サポート「iPhoneでアラームを設定・変更する方法」
- Apple「iPhoneの「時計」でアラームを設定する」(iPhoneユーザガイド)
- Apple「iPhoneの「時計」で目覚ましアラームを変更する」(iPhoneユーザガイド)
- Apple サポート「iPhoneやiPad Proの画面注視認識機能のオン/オフを切り替える」
- Apple サポート「Apple製のデバイスで時刻や時間帯を変更できない場合」
- Apple サポート「iPhoneやiPadをアップデートする」
この記事は情報提供を目的としたもので、医療専門家のアドバイスに代わるものではありません。

